放射線医療の疑問をマンガで解消!大分県放射線技師会のパンフレットをご紹介

DSC_0242医療の現場では日常的に、しかも安全なレベルで使われている「放射線」。適切に使うことで大きな疾患の早期発見に繋がることもあります。

しかし、「身体に何か影響がでそう」という放射線のイメージはどうしても拭い切れない物があります。そんな患者さんの放射線に対する不安解消のために大分県放射線技師会が「コミックでみる!一緒に考えましょう!放射線被ばくのこと!」を作成しました。

「放射線技師」は正しくは「診療放射線技師」といい、病院などでCTスキャンやレントゲンといった放射線を用いた検査を行ったり、放射線照射による治療を行う専門の医療従事者です。放射線による検査・治療が高度化することに伴い、専門的な技術を持った人が必要とされ、生まれた国家資格の一つで、いわば医療現場における放射線の「プロ」ということになります。

大分県放射線技師会が作成したパンフレットは今回「小児検査編」という副題がついています。子供が頭部CTスキャンや胸部レントゲンを撮影する際に、親から実際にあった相談を元に、放射線が身体に与える影響などをマンガで解説しています。

 

「マンガでの解説書」を作るには「コツ」があります。ひとつは実際にあった質問をベースにシナリオを作ること。そしてもうひとつは「質問する生徒役」と「質問に答える先生役」を登場人物として設定し、役割分担をはっきりとさせることです。

「コミックでみる!一緒に考えましょう!放射線被ばくのこと!」では実際に診療放射線技師の方に寄せられた質問をベースにシナリオを作成しているそうで、子供に対する放射線の影響を気にする親の心配を解消するような内容になっています。

また、本編中では放射線検査を受ける親を「質問する生徒役」に、診療放射線技師を「質問に答える先生役」に据え、生徒役の質問に写真やイラストをまじえて答えるという手法をとっているので、ストーリーが「Q&A」を一つづつ解消していくような形で進行し、非常に分かりやすくなっています。

 

とかく、医療に関する資料は専門用語やよくわからない数値が多くなりがちです。診察待ちの患者さんに治療や検査の理解を深めてもらうのに、マンガを活用してみる、というのはいかがでしょうか。

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