雨に閉ざされた塾の中で展開される物語「七つ下がりの雨」

七つ下がりの雨 タイトル画面「物語」を楽しむ方法は数ありますが、手軽なものといえば今も昔も「小説」。そしてその小説にインタラクティブ性を持たせたものが「ノベルゲーム」です。静止画とテキストで構成されることの多いノベルゲームですが、その静止画の部分をマンガにしてみると、また違った趣のゲームになるんです。今回はコミPo! で制作したマンガを使ったゲーム、KaTanaさん制作の「七つ下がりの雨」をご紹介します。

「七つ下がりの雨」は2013年夏のコミックマーケットでリリースされたWindows用のゲームソフトです。現在は「言ノ葉迷宮」でフリーソフトとして公開されています。

一般的に言われる「ノベルゲーム」と異なり、「七つ下がりの雨」ではイラストに静止画ではなくコミPo! で制作されたマンガを使用しています。1ページずつマンガを読み進めるようにストーリーが進行するこのゲームのシステムを、KaTanaさんは「コミックゲーム」と呼んでいます。

主人公は塾講師の春見。強い雨で電車が止まってしまい、帰ることができなくなってしまった彼女は3人の塾の生徒たちと塾内で雨宿りをすることになります。談笑しながら雨が弱まるのを待つ4人。そんな中、春見は「塾の中でいじめがある」という噂の証拠を見つけてしまいます。いじめをしている人間は、この3人の中にいるのか――?

七つ下がりの雨 選択画面先ほど「マンガを読み進めるように」と書きましたが、本作ではそのマンガの合間に右の画像のような選択肢が登場します。選択肢もマンガのコマ内に配置され、マウスクリックだけでストーリーが展開していくというわかりやすい操作性になっています。

システムメニューもテキストメニューではなく、マンガ調のイラスト式のものになっています。たとえばノートをクリックすれば「セーブ」や「ロード」、マイクをクリックすれば「音量」、スコップをクリックすると「スキップ」という具合です。

 

こういった選択肢によって展開が変わるゲームの場合、同じような画面でセリフだけ違う、など「同じようで、実は微妙な違いのある場面」が出てきたりします。コミPo! ならコピー&ペーストを使えば手軽に同じような画像を作成することができます。

また、コミPo! なら画像の読み込みもできますので、本作の「カーブミラー」のような印象的なイラストを使えばゲームの世界観をさらに深めることも可能です。

「七つ下がりの雨」はKaTanaさんのサイト「言ノ葉迷宮」でバージョン2.00が公開されています。また、コミックゲーム以外のいわゆる「ノベルゲーム」作品も公開されていますので、ぜひご覧ください。

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