大切なものを失わないために… 「とある事業所の不幸な事故の思い出」をご紹介します

昨年3月11日の東日本大震災により、日本全体が「危険に対する日々の心得」が大切なものを守るために最も重要なことだということを痛感しました。今回は産業事故の恐ろしさを伝える悲しいお話、大岡酸素商会さん製作の「とある事業所の不幸な事故の思い出」をご紹介します。

高圧ガス事故この作品は大岡酸素商会さんが高圧ガスの危険性、点検や清掃、万が一事故があったときの訓練の重要性を訴えるために作られたお話です。

20年以上前の鉄工所を舞台に、経費を削減するために必死の社長と、安全意識の重要性を訴える工場長。そして起こった事故によって崩壊する本当に大切なもの。フィクションとありますが、まるで実際に起こった話のようにシリアスな内容になっていて、高圧ガスや産業事故のことをよく知らない私でも引き込まれるように読んでしまいました。

こうやってマンガを使ったストーリーにすることで、危険物を扱う仕事がどれだけ注意が必要か、それを怠ったことによって失うものは計り知れないということを、文章よりもわかりやすく、また強く訴えることができます。

この作品は動画として加工、全国高圧ガス溶材組合連合会の保安経済合同委員会や、兵庫県の販売店の研修会でも上映され、YouTubeにて一般公開もされております。詳しくは作者『溶材商』さんのブログをご覧ください。

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