コミPo! を「ネーム作り」に活用!「4コマ漫画 フィリピン留学で学んだ大切なこと」

コミPo! は誰にでも組み立てるようにマンガを作ることのできるツールですが、コミPo! だけでマンガを完成させなければいけない、というわけではありません。制作過程でうまく活用することで、手描きのマンガづくりにも役立つんです。今回は手描きマンガの作成にコミPo! を活用しているコータさんの「4コマ漫画 フィリピン留学で学んだ大切なこと」をご紹介します。

「4コマ漫画 フィリピン留学で学んだ大切なこと」はフィリピン留学でフィリピンの魅力にはまってしまったコータさんと、まだ国外の経験はないというノリさんが登場するサイトです。コータさんが英語の勉強に纏わる話や、フィリピンの現地の話題など、いわゆる「原作・原案」の部分を担当し、その内容をノリさんがマンガに仕上げています。

手描きのマンガ、となると一見コミPo! は関係なさそうに見えますが……実はこの4コママンガの「ネーム」の部分がコミPo! で作られているんですね。

コータさん原案まずコータさんがテーマに沿った内容の4コママンガをこのようにコミPo! で作成します。キャラクターは「こんな感じのポーズで」ということで立ち位置や向き、大体のポーズを決めた形で配置し、実際にイラストを描くノリさんにイメージを伝えます。

また、この時点で吹き出しや描き文字、四角内のテキストの内容が決まります。

完成原稿データを貰ったノリさんがキャラクターの部分を手描きで作成。コミPo! の画像読み込み機能を使って配置します。

また、この時にあわせて背景も配置します。テキストの内容はすでに決まっているので、用意するのはキャラクターの部分のイラストだけ。仮に「吹き出しの大きさをちょっと変えたい」なんて場合でも、コミPo! なら簡単に調整することもできます。この4コマの場合は、四角で囲った部分の余白を元データよりも少し多めに取るよう修正しています。

原案と作画が別々の場合、その意思疎通の過程で「思っていたものと違うものが描きあがってきた」ということもあったりするのですが、コミPo! なら「原案」のイメージがイラストレーターに伝わりやすくなります。以前長嶋有さんの例をご紹介したことがありますが、コータさんとノリさんの場合、イラストは手描きでその他の吹き出しや描き文字などはすべてコミPo! でスピーディに仕上げているのが特徴ですね。

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