個々数年で「ご当地キャラクター」と呼ばれるキャラクターが数多く登場しています。その中には京都府精華町の「京町セイカ」や、新潟でプラモデル用の工具を販売しているゴッドハンドさんの「ニパ子」などコミPo! と関係するキャラクターもいます。
それらご当地キャラクターの走りともいっていいキャラクターが宮城県を中心に活躍中のキャラクター「東北ずん子」。ネットはもとより地元にも数多くのファンがいらっしゃいます。今回はそんなファンの一人、みかんにゃさん作の同人誌「ずんたび2015」をご紹介します。
東北ずん子は東北を応援するために生まれたキャラクターで、東北の企業は商品のパッケージに使うなどの商用利用が可能、というのが大きな特徴。公式ページにはキャラクターのイラスト等がたくさん掲載されています。
また、BlenderやMMDといった3Dモデリングーツール、ゲームエンジンUnity用のデータ、Live2Dやえもふり、E-moteなどの2Dアニメーションツールのデータなども公開されています。更にコミPo! のユーザー3D読み込み機能用のデータも公開されています。(作成はうぐいすもちさんです)この他にもVOCALOIDやVOICEROIDなどの音声ソフトウェアが発売されています。
この東北ずん子のドールと一緒に旅をする様子を同人誌にまとめているのがみかんにゃさんです。今回は「ずんたび 2015」という最新の本をお送りいただきました。
作品中には身長60センチもある自作のずん子ちゃんドールの他、ずん子ちゃんの姉妹である東北イタコ、東北きりたんの二人のドールや、小型の「ぷちどーる」が登場。今回訪れた鳴子温泉のキャラクター「青葉鳴子」のねんどろいどと一緒に鳴子温泉をめぐる旅の様子が掲載されています。
この他、「ずん子SHOP」のレポートの回にはコスプレイヤーのしおりんさんが登場。ドール、コスプレイヤー、コミPo! の3Dモデルと、実にたくさんの種類の東北ずん子が登場します。これも愛されているからゆえに、なんでしょうね。
冊子は全編フルカラーで、桜の美しい白石城の風景やショップで販売されていたグッズなどが色鮮やかに紹介されています。コミPo! はデジカメやスマートフォンで撮った写真をそのまま素材として使えるので、日記漫画や旅レポートマンガなど写真を多用するような作品でも、サクサクと制作を進めることができます。
「ずんたび 2015」は冊子内でも紹介されているコワーキングカフェmag(仙台市泉区)で委託販売されてるそうです。ずん子グッズもたくさん取り扱ってるカフェだそうですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。