過去の教訓を電子書籍のマンガで 大岡酸素商会さんの事例をご紹介します

とあるボンベの盗難事件以前「とある事業所の不幸な事故の思い出」という作品をご紹介しました。高圧ガスの危険性と万が一の際の訓練の重要性を訴えたコミPo! 作品でしたが、その大岡酸素商会の代表である大岡さんの作品がKindleストアでも読めるようになりました。現在、シリーズ合計3作品が公開されています。

Kindleストアでは「とある事業所の不幸な事故の思い出」のほか、高圧ガスの貯蔵管理の重要性を解説した「とあるボンベの盗難事件」と、高圧ガスボンベの廃棄時の重要性を解説した「とある空き地の人身事故」の合計3本が公開されています。

取り上げられた題材はいずれも実際に高圧ガスボンベを取り扱う現場で起こった事件や事故で、法律で定められたルールを守っていれば防げたものばかりです。こういった事件・事故は過去に起こったケースを知っておく事で回避できる可能性が高まるのですが、とかく「事例」というとテキストベースのものになりがち。専門性の高い分野になると専門用語が増えたりその事例の数も多くなったりで、どうしてもななめ読みになりがちです。

マンガにしてストーリーをつければ格段に読みやすくなりますし、イラストや写真を交えればテキストで説明するよりもわかりやすく物事を伝えることができます。また、電子書籍形式であれば空いている時間にスマートフォンなどでも手軽に読むことができます。「事故を繰り返さないために」といった啓発には、マンガの電子書籍は向いているのかもしれません。

コミPo! なら制作したマンガをPNGやJPGといった画像で出力できるので、電子書籍用のデータの作成にもうってつけです。もちろん、印刷を想定した高解像度の出力にも対応しています。PNGやJPGはほとんどの動画編集ソフトにそのまま取り込むことができますので、電子書籍だけではなく、幅広いメディアの素材としてご活用いただけます。大岡さんも上記の3作品の中から「とある容器の盗難事件」を動画化し、YouTubeで公開しています。

高圧ガスの保安心得大岡さんはこの他にも一般社団法人 全国高圧ガス溶材組合連合会 保安委員会発行の小冊子「高圧ガスの保安心得」の制作も担当されています。

小冊子には高圧ボンベを扱うための心得や禁止事項などについて、コミPo! で制作したイラスト付きで掲載されています。

作中に出てくるボンベのアイテムは、マンガのために制作したものなんだそうです。顔のついた愛嬌のあるガスボンベたち。彼らの顔を曇らせないためにも、ガスボンベは適正に利用したいものですね。

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